2008年04月16日

ペーパーナイフ

ペーパーナイフ

ペーパーナイフ

 前回の腕時計と一緒に持ち込まれたアンティークのペーパーナイフです。
刃の部分がシルバーだったので、たぶんペーパーナイフだと思いますが・・・
英国のシルバー刻印がありました。
柄の部分はマザーオブパール(白蝶貝)でしたが、修理させてもらうには、
恐ろし〜〜〜いヒビがすでに入ってました(-_-;)

そこで取れない金具は、金槌をお貸してお客様自ら取っていただきました。
その後新たに用意したシルバーの硬質線で柄と刃の軸を慎重にとて〜〜〜も慎重にかしめます。
かしめた凸の部分にタガネで模様彫りこんだら完成です。
時計やナイフなど小物は、「かしめる」が多用されています。

話がだんだん専門的になりそうなので、ここらへんで止めておきます。


金属の小物で修理を諦めているものがあれば、一度ご相談下さ〜い。

アトリエ シゲスミスのホームページへ


同じカテゴリー(修理)の記事画像
リカット(再研磨) ウォーターオパール
爪の修理
チェーンの絡み
石外れ 修理
指輪の変形直し
同じカテゴリー(修理)の記事
 アンティークブローチ 修理 (2009-01-26 12:49)
 リカット(再研磨) ウォーターオパール (2009-01-14 16:44)
 使い捨ての文化 (2009-01-07 13:07)
 ピアスポスト折れ (2008-12-15 11:59)
 金属疲労 (2008-11-24 12:37)
 リフォーム?修理? (2008-10-31 14:56)

Posted by SgeSmith(シゲスミス) at 19:12│Comments(0)修理
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。