2008年04月16日
ペーパーナイフ


前回の腕時計と一緒に持ち込まれたアンティークのペーパーナイフです。
刃の部分がシルバーだったので、たぶんペーパーナイフだと思いますが・・・
英国のシルバー刻印がありました。
柄の部分はマザーオブパール(白蝶貝)でしたが、修理させてもらうには、
恐ろし〜〜〜いヒビがすでに入ってました(-_-;)
そこで取れない金具は、金槌をお貸してお客様自ら取っていただきました。
その後新たに用意したシルバーの硬質線で柄と刃の軸を慎重にとて〜〜〜も慎重にかしめます。
かしめた凸の部分にタガネで模様彫りこんだら完成です。
時計やナイフなど小物は、「かしめる」が多用されています。
話がだんだん専門的になりそうなので、ここらへんで止めておきます。
金属の小物で修理を諦めているものがあれば、一度ご相談下さ〜い。
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Posted by SgeSmith(シゲスミス) at 19:12│Comments(0)
│修理
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